地域に愛されるまめの木をめざして〜茨城県・県南地域の発達支援事情〜
- キッズランドまめの木
- 2024年11月27日
- 読了時間: 4分

(目安:4分)
キッズランドまめの木は、茨城県石岡市を中心に土浦市・小美玉市・行方市と4市にまたがって8つの施設を運営しています。
児童発達支援と放課後等デイサービスが中心ですが、柿岡校とおおつ野校では生活介護にも対応。 #中の人 はまめの木で働きはじめるまで県南地域にあまり縁がありませんでしたが、おかげさまで地域の特色も少しずつわかってきました。
ということで今日は、働きながら感じた県南地域の発達支援事情をお伝えします。お子さまの支援を検討されている保護者のみなさまにも参考にしていただければと思います。
\そもそも放デイ・児発って?/

放課後等デイサービス
児童発達支援
は、ざっくり言うと障がいのある子の学童です。小学生〜18歳までは放課後等デイサービス、未就学児は児童発達支援です。
どちらの場合にも利用には療育手帳等と、相談支援専門員に計画を作成していただくことが必要です。(詳しいことはこちらのブログをご参照ください▷知っておくべき手帳、書類)
\施設には定員がある/

放デイ・児発は児童福祉法にもとづくサービスです。運営にはさまざまな基準があり、定員も定められています。(基本的には10名)
すべての子が毎日利用するわけではないため、契約自体は10名以上になりますが、一日の利用者数は10名が原則です。
定員があるということは、使いたくても使えない可能性がある…ということ。そう言われると窮屈に感じますが、これは安全を確保するためにも必要なしくみです。
\県南地域に施設は足りているのか?/

これらの事情をふまえ、 #中の人 の個人的な感覚では、県南地域にはまだまだ施設が足りないと感じています。
・施設自体が足りない
・計画をつくる人が足りない
2つの意味で不足していて、施設を使いたい人がスムーズに利用できない状態にあると感じています。
\ちょっと補足/

放デイ・児発はざっくり言うと「お子さまの発達を支援する」施設。ですから、国の方針でもその他の各種団体の発信でも「お子さまの特性にあわせた施設選び」が推奨されています。
では、県南地域でそれができるかというと…実際にはあまりできないように感じます。
なぜならどこの施設も「いっぱい」だから。
保護者の立場として施設利用を考えるのは、多くの場合…家族の時間の確保も要因のひとつ。もちろんお子さまの発達を加速させたいとは思っているけれど、それ以上に「預かってくれるだけでもありがたい…」というのがホンネだと思います。
児童の計画相談に対応している相談支援専門員が少ないため、計画を作成するのに時間がかかる。計画ができても施設は埋まっていて使えるところが限られてる…。
この状態を足りているとは言えません。
「特性にあわせた施設選び」を推奨するならば、もう少しゆとりが必要な気がします。
\地域に愛されるまめの木をめざして/

キッズランドまめの木には、現在3名の相談支援専門員が在籍しています。地域のニーズにあわせて少しずつエリアを拡大し、現在4市8施設。
最近は地域の方々にも「まめの木さん」と呼んでいただくことも増えてきました。
発達支援はご家族の支援と表裏一体です。お子さまの特性にあわせて安心安全な運営を行ないながら、ご家族の負担をほんの少しでもやわらげることができたら…
そんなふうに思っています。
弊社ブログでは、子育てのヒントをつづっています。
ぜひご覧いただき、何かあればお気軽にお問合せください。
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
キッズランドまめの木
まめの木では、保護者のみなさまからの子育て相談にも対応しております。まめの木をご利用されてない方でも可能な限り対応させていただきますので、お気軽にお問い合わせください。 (お問い合わせ用公式LINEはこちら)
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